5月20日、神戸新開地に全国から激戦を勝ち抜いた精鋭のヴォーカリスト、16名が「神戸新開地ミュージックストリート2007」で技を競った。いずれ劣らぬ実力者達のパフォーマンス、熱唱は観客の魂を激しくゆさぶった。日本を代表する審査員先生の的確かつ、辛辣な指摘は、ミュージッシャンや観客も納得させられるものがある。この言葉を真摯に受け止め、ここに集った皆さんのさらなる飛躍を期待したい。
優勝者は、若林みわさん:沼津市である。
我が応援する歌姫二名も努力の結果、出場資格を得て観客の喝采を浴びた。
山口有紀さん:西宮市と河本江閲子さん:神戸市である。
有紀さんは、今回で3回目のチャレンジで「神戸放送局長賞」を獲得した。江閲子さん、は初出場、第一部(19日)のしょっぱなの出場であった。私は残念ながら当日は京都の老人ホームでのライブイベントの企画、実行で行けなかったのが残念である。
有紀さん:最後列の右から5人目。 江閲子さん:左後ろから2列目の最初
今回で8回目を向かえるこのイベントは、全国からの応募者も多数となり「神戸ジャズ」は全国ブランドとなってきたようである。主催市から見れば神戸ブランドの発信であるが、優秀な将来性のある多くのミュージッシャンも、やがては夜のライブハウスに戻ってゆく。ジャズが音楽の全てではないが、日本の音楽の歴史のなかでも古いと思う。彼女達の才能がもっと広い場で発揮できる時が来る事を祈りたい。