2007年3月11日(日曜日)
「帝国ホテル東京にて」
クロージングベルとともに、ニューヨク・マンハッタンのトレーダー達はコンピューターのボタンをポンとおして退社する。そして、美人秘書とともに五番街のレストランで食事を済ませ、待ち合わせた彼女とライブハウスで怪しいロマンのワインを傾ける。
金融工学の粋をあつめたハイテクは、シドニー、東京、上海、香港、シンガポールのマーケットで確実に成果を上げてドルを本国に送金する。
青い目のトレーダー達が安らかな眠りに付くころ、アジア市場は白兵戦となりハイテク相場と死闘を繰り広げる・・・。そんなドラマのひとコマが繰りひろげられているような気がする昨今です。