2007年2月28日(水曜日)
塩屋港の夕日
受け入れがたき事に心の窓を閉ざし、妥協のトンネルを駆け引きと言う機関車で抜けて行く。そんな日常にしばし別れを告げて別世界を求める。心のヒダを全て広げ歌とサウンドを受け入れる。そこには駆け引きや妥協の選択はない。向き合うミュージッシャンも全てのエネルギーをつぎ込み、開かれた心のひだに己が才能を吹き付ける。やがてひと時の逢瀬に心ひかれる思いで互いの別れがやってくる。ミュージッシャンにはサウンドがさらなるサウンドを生み出すわけではなさそうだ。
静寂・・それは彼らにとっては別世界でもあろう。悲しい時には、いつも海を眺めるといったベーシスト、ライブハウスのマスターは、じっとさざ波をみているだけで心休まると常連客に漏らしていた。