滋賀県の醒井に行ってきました。「さめがい」と読みます。
JR醒井駅の南には国道21号線が通り、ひなびた街にトラックや乗用車が往来し、
喧騒を感じます。
その国道を横切り、しばらく歩くと「中山道」にやってきます。
戦国時代に出来た幹線道。当時の江戸・日本橋から滋賀・草津に通じる
日本列島を縦断する街道です。
ここに当時の宿場があり、今も綺麗に保存されています。
その宿場沿いに、東西1キロほどの狭い小川が中山道に沿って流れています。
この「地蔵川」は源泉が湧水、川幅2m弱の綺麗な、とても澄んだ小川です。
今この時期「梅花藻(ばいかも)」という、変わった草花が見られます。
まるで梅の花が川の藻のようになって、流れから顔を出して咲き誇るのです。
(7月から見頃らしいです。)
そんなことで、わざわざ京都から行くほどでもないでしょう的な話ですが、
「蓼(たで)食う虫も好き好き」の諺もあります。
(ニジマスの三種盛り丼)
醒井は鱒の養殖でも有名なので「鱒料理」を食し、湧水で作った地のお醤油、それに
とうふちくわをお土産に買って帰りました。
(肝心のニジマスの焼き物が、少し焦げてました)。
OLYMPUS TG-2(小雨でしたが、防水カメラが威力を発揮。)