ここは、烏丸・姉小路(あねやこうじ)の和菓子の老舗。
長年京都に住んでいますが、始めてのこのお店の前を通りました。
この日は特に風があったわけではないのですが、この暖簾、くるりと巻きこんだりして
愛想がいいですね。
京都の老舗のお店の構えには、一つの特徴があります。
たとえば、呉服屋さん・・・訪問者は玄関で履物を脱ぎます。
暖簾を掲げたお店、これをくぐる時はひやかしでは入りにくい。
ふつう、創業から倒産や廃業まで、日本の会社の平均寿命は約70年と言われます。
そして、三代目で身代(しんだい)をつぶすともいいます。
時代や経営者代われば経営方針も方向転換し、そして運悪く舵取りを誤るのですね。
京都の和菓子の老舗は十本の指で数えるくらいです。
その他の業種をあわせればけっこうな数になります。
老舗とは、創業200年、300年をいいます。
老舗が存続する根っこの処はなんでしょうね?
京都・上賀茂の「なりた」さん。すぐきで有名です。
個人的には、あの酸っぱい鼻につ~んとくる漬け物は苦手なんですが^-^;
RICOH GR DIGITAL Ⅱ(下)&Ⅲ(上)