ちゅらPHOTO日記(ue)

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2011年 07月 27日

フェルメール展

フェルメール展_d0090161_22185138.jpg

美術館の入り口に、チケット売り場になっている所が有ります。
ここに、今回の目玉ともいえる、フェルメールの絵画3点のレプリカがありました。
「手紙を書く女」、「手紙を書く女と召使」、「手紙を読む青衣の女」です。
彼の作品の中に、ウルトラマリンの顔料を使った、フェルメール・ブルーも見ることが出来た。

フェルメールの生きた17世紀のオランダは、世界の貿易を独占するとても豊かな国家でありました。
文字を書けることは、上流社会の必要条件であったと思われます。

手紙が、遠く離れた相手とのコミュニケーションの唯一の手段であったので、
手紙を読んだり、書いたりしている女性の表情は、感性豊かな画家の琴線に触れたのも納得できます。

僕は、これらの絵を家に飾りたいとは思いません。
世界が認めた美術品を、個人が独占すべきではないと思います。
美術館で見られたことを、嬉しく思いました。

京都市立美術館にて

NikonD40+Nikkor35mm F2.0D


東日本大震災・被災地の事を忘れないで

by chura-photo | 2011-07-27 22:19 | 趣味 | Comments(8)
Commented by ひとひら at 2011-07-27 22:29 x
フェルメール展、行ってこられたのですね。
私も行きたいと思っていますが人ごみが苦手なのでどうしようかと思っています。混雑は如何だったでしょうか?

最後の3行、私もまったく同感です!!
Commented by ue at 2011-07-28 00:23 x
ひとひらさん、展覧会は平日なら特に混雑しないと思いますし、開催期間が長いです。
でも、早めに行かれたらいいと思います。
Commented by tad64 at 2011-07-28 18:16
17世紀のオランダは貿易で栄えていたんですね。
その時代の背景を勉強してからフェルメール展を鑑賞すると又違った印象で見る事が出来るかと思います。
私は余り歴史に詳しくないのでとても参考になりました。
Commented by ue at 2011-07-28 18:29 x
tadさん、僕もフェルメール展に行って、勉強しました^-^;
豊かな国には、素晴らしい芸術が生まれる。
現代社会に照らしてみれば、どこに豊かな国があるのかな?などと思いながら鑑賞しました。
Commented by pretty-bacchus at 2011-07-29 00:16
いってらしたのですね!
混んでいたでしょうね、、、。 私は12月の東京で再会しようと思っています。


Commented by ue at 2011-07-29 07:47 x
pretty-bacchus さん、おはようございます。
東京展は12月ですか?素晴らしい再会をなさってくださいね。
真夏の京都、真冬の東京、フェルメールのご婦人の絵も、違った印象になるかも知れませんね。
Commented by Madam at 2011-08-10 16:09 x
フェルメールはデルフトの中心のマルクトスクエアにある自分の宿屋の近くからあまり遠くへは行ったことがないと聞いたことがあります。でも当時のオランダは貿易で栄えていたのでアジアから輸入したラピスラズリ(フェルメールブルー)を使った作品が多いとも聞きました。一人の画家、その画家の生きた当時のヨーロッパそ知るのはとても楽しいです。
数年前に神戸のドレスデン展でフェルメールの絵を見たことがありますが、この度の京都へも行ってみたいです。
Commented by ue at 2011-08-10 18:41 x
くそ暑い京都に来られて、冷房の効いた美術館で鑑賞し、その後宇治金時など食していただければ、最高の贅沢と思います。
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