石垣島に訪れるのは三年ぶりかな。
青い海に浮かぶサンゴ礁の島は、僕を快く迎えてくれた。
京都を朝の6時に出て、那覇空港で昼食休憩し、さらにJTA便で石垣島に夕刻到着。
直行便もあるが、那覇空港が気に入っているからそうするのです。
地元の友人にも再会した。
お孫さんは女の子二人。
お互いに歳を取ったなあと、励ましあって・・・島の農業も大変な重労働と思った。
サトウキビ畑をもって、そして畜産農家でもある彼と奥さんの毎日は厳しい労働だ。
一昨年、石垣新空港が出来て急に観光の島となった。
加えて香港、台湾からクルーズ船が定期的にやってくるので、
インバウンドの上陸がある日には、スパーマーケットは雑踏に参れて地元の人も迷惑するとか。
市内は観光地化して、ホテルや居酒屋がにぎわっていて、かってのようなのんびりとした自由な空気感はない。
そんなことで、今回も野底という裏石垣のペンションに滞在。
東シナ海の夕日を思いっきり堪能した。
石垣島の楽しみは離島訪問である。
八重山諸島といって、石垣島を中心に八つの島が連なり、
最西南端の島、波照間島から台湾は目と鼻の先。
最初に訪問したのは竹富島。
小さな島に人口四千人余。赤瓦に家守のシーサーが鎮座している。
民宿が増えた。
ここも、観光化の波にのまれてゆくのだろうか。
西表島では仲間川のマングローブを船でさかのぼった。
ちょうど満潮時にあたり、かなり上流まで入っていった。
水牛に引かれて、干潮の海を由布島まで渡った。
時折スコールがやってきて、ほてった体を冷やしてくれた。
ここは別世界かも知れない。
時間の感覚が他と違う。
日本語の通じる安堵感が実は旅のくつろぎで大切な事と思った。
この島に来て本当に良かったと思う。
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