(初日)
4月14日、九州熊本県を震源地とする大きな地震発生のニュースがあった。
翌5日、我々ツアー一行は、余震の余波を気にしつつも予定通り長崎に向けて大阪を出発した。
山陽新幹線、長崎本線を乗り継いで5時間余、無事に長崎駅に到着した。
「産業革命世界遺産・三菱長崎造船所」
昔NHKの大河ドラマ「竜馬がゆく」に登場した,岩崎弥太郎が創業した鉄鋼、造船、石炭の関連施設。
奇跡的にもその施設が、永年に亘り今の造船所に保存されていたのです。
(二日目)
深夜、宿泊ホテルが強烈な揺れに遭遇した。
スマフォの緊急速報が何回も鳴り響き、不眠と不安な一夜を過ごした。
これが本震だった。
旅行中、熊本県では度重なる余震に見舞われ、被害は大きくなり政府の救援活動が始まった。
九州のJR各線は運休などとなり、我々は退路を断たれた形となった。
午前中は、軍艦島の見学に観光船に揺られて1時間、長崎の南西4.5kmの洋上に浮かぶ
石炭の廃坑跡(端島)の見学に。
ここでハプニングがあった。
南風が強く、観光船が着岸できないのである。
泣く泣く我々一行は、観光船で周囲を見学し長崎港に戻った。
(続きます)
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