市内を歩いていて、新しい発見をしました。
その店は、茶道の竹細工を作る老舗です。
竹という自然の素材は、東洋の美術品にもよく見られます。
力や熱で加工すれば、その後の姿は
半永久的に残っているという生き物です。
お店の軒先でのショットは、撓み(たわみ)という
風情を微妙に醸し出していました。
僕のカメラのレンズが歪んでいるわけではないのですね。
古くて新しい京都の歴史との出会いでした。
(お店の表札には、黒田宗傳「茶ノ湯竹器師 千家十職黒田家の分家」と見えました。)
RICOH GR DIGITAL Ⅲ