2013年 03月 29日

カンボジア旅行(遺跡巡り) Ⅲ

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アンコールには12世紀から15世紀にかけて、クメール王国が絶大な権力と宗教をもって壮大な寺院を構築しました。

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権力者である王達はヒンズー教、あるいは仏教と言うように信仰する宗教の違いによって、寺院、仏像を破壊、構築を繰り返していったと言われています。

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権力と言うものは永遠ではありません。日本にも「奢れる平家は久しからず・・・」であったのと同じです。
また、過熱したものはいずれバブルが崩壊するように、こつ然と姿を消すのも世の習いです。

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このアンコールの都も隣国の侵略で15世紀に廃墟となり、その後数百年放置されジャングルと化した森深く眠りに就くことになりました。

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にわか勉強でありますから込み入ったところまではいりこむとボロがでます。解説はこのへんまでにしておきたいと思います。

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アンコール遺跡群は、百五十年ほど前にフランスの学者アンリ・ムオによって発見された。と言われていますが、ではカンボジアの住民は知らなかったのか?ということになります。

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種子島に漂着したポルトガル人が日本を発見した、と同じことです。
要するに外国人が世界に知らしめたのであって、現地の人達は遺跡をあるがままに認知し、黙々と日々の営みを行っていたわけです。

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ジャングルに生息する南国の大樹、ガジュマルの根が巨大な石窟寺院をむしばんでいったのです。
日本でも、ガジュマルの木には精霊が宿ると言われています。
現地の住民も、神聖な森に足を踏み入れることもなかったのでしょう。

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形あるモノは壊れ、信仰とか思想も変化流転し、森羅万象、輪廻転生は、大きな宇宙のゴマ粒ほどにも満たない地球に生きる人の憐みを感じる旅でした。

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まあ、せいぜい実も花もあるうちに人生を楽しみましょう・・・ということなんでしょうね。

遺跡巡りをして、疲れた体を癒してくれる伝統舞踊。
冷えたアンコールビールが五臓六腑に沁みました。


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此の世に生を受けて、そしていつ朽ち果てるともしれない人の命。
夕日はこの場に巡り会った人々の頬を赤く染めていた。


(続きます)


OLYMPUS 14-42mm f3.5-5.6

RICOH GR DIGITAL Ⅲ 28mm F1.9

by chura-photo | 2013-03-29 19:08 | 旅行 | Comments(2)
Commented by tad64 at 2013-03-30 18:41
今回は一人旅だったんですね。身軽に出掛けられてさぞ堪能してこられたことでしょう。
コメントが遅くなり失礼いたしました。アンコールワットとは聖都の寺院と言う意味なのですね、知りませんでした!
ueさんの解説を読ませて頂きながら勉強させて頂いています。続きが益々楽しみです!
Commented by ue at 2013-03-30 20:39 x
♪tadさん、ぼくもいろいろ後追いで勉強しました(笑)
今回はシニアを中心に16人のツアーでした。一緒に旅をしていると言う連帯感も生まれ、楽しい旅でした。


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