京都・岡崎の琵琶湖疏水から流れた水は、市立動物園、近代美術館の脇を流れ、そして
漆器の老舗「像彦(ぞうひこ)」さん付近で右に曲がる。
やがて、京料理の老舗「六盛(ろくせい)」さんあたりで左に流れ、踏水会付近から小さな
堰にたまって、そしていっきに鴨川に注ぎ込まれる。
この堰(せき)のあたりが、京桜の花筏の名所です。
京都の川は幅が狭くて意外と急なので、花筏が出来る間がないのです。
それはそれは見事な花筏を期待して行きました。
この堰を管理しているのは、京都市の疏水事業所ですが、
花筏を見せるためにあるのではないのです。
今日は、堰を切ってあったので桜の花びらは流れて行くばかりでした。
お天気、堰が止まっている、少し風があって桜の花が散っている・・・
そんな、条件が整わねばならないのです。
一か八かの花筏でした。
(因みに、去年は→
こんなんでした。)
RICOH GR DIGITALⅢ